
スポット総領事は立命館大学(RITS)国際関係学部において “Future of Economic Cooperation between Japan and Thailand~日本とタイの経済提携の今後”と題し、講義を行った。
受講者は国際関係学部生や聴講生、約350人。

講義中、スポット総領事はJTEPAの昨年署名、発効にいたる経緯、提携後の効果などについて触れるほか、昨年修好120周年を迎えた日タイの歴史ある交流についても留意。また本年2月の関西経済連合会の訪タイ後、より頻繁になった関西とタイの経済交流、タイ国要人の訪問などいかにタイ国政府と日本、特に関西の経済界との交流が深く強いかを紹介。またこのほど日本が議長国を務めたG8会議などを例にとり、今後の国際社会における2国間、地域間、そして地球規模での協力の必要性を強調。
タイと日本が今後お互いをパートナーとして協力していくことへの期待を示した。
質疑応答
Q: 2年ほど前にタイに行きました。その際「ストリートチルドレン」を見て経済格差を感じました。タイ国の経済格差の現状を教えてください。
A: 2006年タイ国は経済的には発展が著しい頃です。しかしながら日本のような経済大国に比べるとまだまだ発展途中にあります。残念ながら当時も今も経済格差は存在するものと私も思います。
タイの裕福層はおそらく日本の裕福層と比較しても非常に恵まれた暮らしが可能な人々だと思います。しかし、非裕福層の中には一日千円未満で生活をまかなっている人もいます。路上で生活を強いられている子供たちの多くは近隣諸国からの難民などタイ人でないケースが多いことも事実です。
Q:タイの男性は人生に一度仏門を経験するというのは本当ですか。そのために3ヶ月の有休が存在するというのもまた事実ですか。
A:国民の90%以上が仏教徒(小乗仏教)であるタイでは男子は20歳で成人を迎えるまで、あるいは社会に出たり結婚をするまでに出家を経験することが両親にとっての最高の孝行とされていますので実際多くの男子が仏門に入ります。公務員の場合は最長で3ヶ月まで仏門に入るために休むことはできます。
(タイに直接関係しない内容に対する箇所の記載は省かせていただきました。) |
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